落とし文 Wagashi-Dropped Letter
2026 年6 月 今月作ったお菓子は練り切り「落とし文」です。平安時代に、思いを寄せる人の近くにこっそり手紙や歌をしたためた紙を丸めて置いておいたことからついた名前だそうです。本来は、その手紙のように葉っぱをクルクルと巻いて卵を産みつけて地面に落とす「オトシブミ」という虫とその葉っぱになぞらえたお菓子なのですが、やっぱり茶室で虫の卵というのはちょっと抵抗が、、、。ということで、葉っぱについているのは卵ではなくて、こちらで勝手に雫ということにしました。 日本やヨーロッパは、すでに暑い時期を迎えているようですが、セントルイスは今年はまだ過ごしやすい日が続いています。雨が多く、芝生も、木々の葉っぱも、日々緑が濃くなり勢いよく伸びています。初夏の瑞々しい緑と(こちらは梅雨はないけれど)梅雨の季節の雫をイメージしました。 This month’s sweet is a nerikiri called “Otoshibumi.” The name comes from a custom in the Heian period, when people would secretly leave a rolled-up […]








