About

Chado Society

The Chado Society of St. Louis 純心庵 was founded by Junko Ikeda, trained at the Urasenke school of tea in Kyoto. Students meet weekly and often perform at public and private events. A disciplined, fun and dedicated group, new members are always welcomed. 
Connect
CLASSES
We welcome anyone who wants to participate in the tea ceremony. Classes are taught weekly in the Urasenke tradition of Chanoyu. Private lessons are also available. Please email or telephone to reserve your space for more information.
WHAT WE DO
Members serve as both the “host” or one of the “guests” in a tea lesson. All learn the traditional ways to prepare, serve and drink tea. With time, more advanced methods are introduced under the guidance of the tea instructor.
WHY WE DO IT
There are many paths to learning Chado – the Way of Tea. Some are interested in traditional Japanese culture. Others enjoy the Art, study of Zen, meditation or simply the taste of powdered green tea. All are welcome.
Past events

Past Events

About Junko Ikeda
Junko Ikeda lives in St. Louis and Kyoto. She started learning the way of tea from her Mother, then the teachings of Urasenke – first in college then from Professor Hayashi Soumi of the Minami branch of Urasenke Kyoto. In Japan, she earned the tea name Soujun September, 2007. After living 28 years in Kyoto, Ikeda-san moved to America in 2006. In 2008, she participated as a guest as professor Kimiko Gunji performed the tea ceremony at the University of Missouri-St.Louis. In 2009, she built a tea room Junshin-An in her home St. Charles and started teaching the Japanese Tea Ceremony. Currently, the Chado Society of St. Louis has more than 20 students, spreading the spirit and art of tea through demonstrations, hosted tea ceremonies and lectures.

京都に嫁ぎ28年間の京都生活を経て、現在はアメリカのセントルイスに半年、京都に半年の生活を送る。
大学時代に茶道部に入部。4年間裏千家茶道を学ぶが、大学卒業後は茶道と無縁の生活に追われる。子育てがひと段落した後、裏千家南支部所属林宗美教授に師事し、茶名取得を目標に茶道に精進し、2007年9月1日茶名・紋許(専任講師)を取得。
アメリカに在住して間もなく、ミズーリ州立大学セントルイス校にて裏千家郡司君子教授の茶道点前披露の際に正客役としてステージに立たせていただいた折に聴衆の一人から茶道の指導を乞われたのを契機に、2008年11月から第一号の生徒を迎える。
2009年5月、自宅に茶室  [純心庵 ]を作る。
2017年現在、20人余りの生徒を抱え、生徒の助けを借りながら様々なイベントで茶道のデモンストレーションをする機会も増加。日常の茶道指導を通して、また各種イベントでの点前披露を通して、ここセントルイスで日本文化の奥深さや美しさを伝えていきたいと思っている。


2017 Event
5月7日 ミズーリヒストリーミュージアム“A celebration of Japanese Culture”
5月28日 純心庵にて2017年正午の茶事開催。生徒さん15名と
9月2日、3日
ミズーリボタニカルガーデン“Japanese Festival”でShoenberg Theather にて2日にわたり、茶道についてのレクチャーに続き、点前披露の中で客、半東の所作も披露
9月12日 純心庵にてCID Gift(募金活動)のオークションで茶道体験の落札者他3名に茶道のレクチャ-、点前披露、お菓子と自分で点てたお茶を賞味していただく (日米協会仲介)
2016  Event
2月7日 純心庵にて2016年初釜茶会
3月13日 パークウエイ・ノースイースト・ミドルスクール“International Cultural Day” イベントで点前披露(日米協会仲介)
3月26日 ワシントン大学ダンフォースハウスにて“道”についての講義、点前披露、参加者にお茶を点て出し • 依頼者: ワシントン大学剣道グループ
5月22日 ミズーリヒストリーミュージアム “A celebration of Japanese Culture” イベントで点前披露(日米協会・日米婦人協会共催)
Demonstration on a stage in “A celebration of Japanese Culture” at Missouri History Museum (JAS- organizer)
10月16日 セントルイス 美術館 “Conflicts of Interest: Art and War in Modern
Japan” オープニングイベントThe Passport to Japanで2度の点前
披露 (日米協会仲介)
10月22日 ワシントン大学ヒルマンホールにて“道”についての講義、点前披露、参加者にお茶を点て出し
依頼者: ワシントン大学剣道グループ
11月10日 ウエブスター大学エマーソンライブラリーにてレクチャー・点前披露
依頼者: ウエブスター大学インターナショナル・ランゲージアンドカルチャー
2015 Event
1月11日 純心庵にて2015年初釜茶会
1月31日 純心庵にて茶会 • 依頼者:プライベートファミリー (日米協会仲介)
2月7日 ウエブスター大学サンネンラウンジにてレクチャー・茶会(7セッション) • 依頼者: 日本語学校セントルイス分校
3月5日 ワシントン大学・ケンパーミュージアムにてレクチャー・点前披露依頼者: ワシントン大学日本アートクラス (日米協会仲介)
4月24日 私宅にて点前披露-お茶点て出し 依頼者: IWの会
5月6日 ボーイングカンパニー、“Japan Cultural Event”にて点前披露(日米協会 仲介)
5月17日 ミズーリヒストリーミュージアム“A celebration of Japanese Culture”
イベントで点前披露(日米協会・日米婦人協会共催)
10月7日 ミズーリ植物園内長野庵にて茶会 • 依頼者: 生け花インターナショナルグループ・セントルイス支部
2014 Event
1月19日 純心庵にて2014年初釜茶会
1月25日 ワシントン大学マクミランホールにて“道”についての講義、点前披露
参加者にお茶を点出
依頼者: ワシントン大学剣道グループ
2月13日 ウエブスター大学サンネンラウンジにてレクチャー・点前披露 • 依頼者: ウエブスター大学インターナショナル・ランゲージアンドカルチャーとウェブスター大学アーツアンドサイエンス
3月22日 ワシントン大学ケンパーアートミュージアム“A traditional Japanese culture day”イベントで点前披露(日米協会主催)
5月18日 ミズーリヒストリーミュージアム“A celebration of Japanese Culture”
イベントで点前披露(日米協会・日米婦人協会共催)
6月1日・6月8日 純心庵にて石巻フレンドシッププログラム参加の子供達にレクチャー・点前披露・点て出し(日米協会主催)
2013 Event
1月20日 純心庵にて2013年初釜茶会
2月4日 純心庵にて夜の茶会 おばあさまを中心とした女性のみの家族の集まり(日米協会仲介)
2月9日 ワシントン大学ダンフォース・ユニバーシティ・センターでレクチャー・点前披露・お茶点て出し • 依頼者: ワシントン大学平成ジャパンクラブ
5月24日 セントルイス・チャージャー・スクール“The school’s annual Multicultural Festival”イベントで点前披露(幼稚園から8年生の子供達に6セッション) (日米協会仲介)
6月29日 アレクサンダー・チャプター・チャーチ“The annual Tea Party”イベントで点前披露・お茶点て出し (日米協会仲介)
8月6日 ブレントモア・リタイアメント・コミュニティ“Teahouse of the August Moon”イベントで点前披露・お茶点て出し (日米協会仲介)
18日 州立セントラルオクラホマ大学、“ジャパニーズフェスティバル” イベントで点前披露
10月19日 州立セントラルオクラホマ大学、“ジャパニーズフェスティバル”
イベントでワークショップ
2012 Event
1月22日 日米協会セントルイス支部主催の茶の湯イベントが、純心庵及び私邸の茶室でこの月以降、ほぼ毎月開催される。
1月26日 ウイローズ・シニア・コミュニティにてレクチャー・点前披露・お茶点て出し
2月 日米協会セントルイス支部主催の茶の湯イベントが、純心庵及び私邸の茶室でこの月以降、ほぼ毎月開催される。
2011 Event
1月22日 純心庵にて2011年初釜茶会
3月26日 東北大震災・津波被害者支援のためのガレージセールを生徒さんと開催。収益金は日本人会ニューヨーク支部に送金。
4月9日 イリノイ州立大学アーバナ・シャンペン分校・日本館をお茶の生徒さんたちと訪問。お茶席を体験。
4月15日 リンデンウッド大学“Mini-Japanese Festival-東北大震災・津波被害者支援”
イベントで茶会(5セッション)合計100名以上の参加
2010 Event
2月20日 純心庵にて2010年初釜茶会
2009 Event
5月 自宅地下室に6畳間のお茶室『純心庵』完成
2008 Event
11月 自宅にて初めての生徒を迎え、茶道指導を始める。
NEWS

お茶の自主練

2024年2月某日 先生が冬に京都に帰っていらっしゃる間、セントルイスの純心庵の生徒は2つのグループに分かれて自主練しています。それぞれが復習したいことを練習したり、細かいことを確認したりとこれまで習ったことの強化月間です。今年は、上の生徒さんは四ヶ伝を、初級の生徒さんは炉点前を中心にお稽古しています。 生徒さんの中にもうすぐ女の赤ちゃんの生まれる方がいらっしゃったので、少し早めのお雛祭り、そして今度転勤される方がいらっしゃるのでご家族の新しい門出を祝って、2月の終わりに皆んなで集まり簡単なお茶会をしました。お花はチューリップ、お菓子は、生徒さんの一人が作ってくださった桃の外郎でした。 While the teacher is returning to Kyoto for the winter, the students of St. Louis’s Jinshin-an are divided into two groups and practicing independently. During this time, […]

2月 大炉の点前(京都便り) Dairo demae

2024年2月某日   京都に一時帰国の先生からの京都便りです。セントルイスは引き続き、自主練を続けています。 ——- 香里園の先生のもとで、大炉−逆勝手のお稽古をしました。 2月は大炉−通常の炉縁より大きめで逆勝手の位置に据える−のお稽古の時期です。後炭は大炉の中に炭を置いておきます。 大炉の初炭手前−大炉濃茶点前−後炭手前−薄茶点前の内、私は初炭と濃茶点前をお稽古しました。 お軸は『紅炉一点雪』(こうろいってんのゆき)赤く燃えている炉にひとひらの雪が舞うと書かれています。 これは炉を自らの心とするならば、雪は次から次へ舞い落ちる不安や後悔。これらに惑わされずに、降りかかってきたものは溶かして生きていきなさいという教え。 花はウグイス神楽(かぐら)と白玉椿。お菓子はきんとんの雪餅。数々の2月の薄茶茶碗。極寒の2月に大きな炉でより暖かく感じました。   This is a letter from Kyoto sent by the teacher who returned temporarily. In St. Louis, we continue with […]

アメリカからのお客様(京都便り) A visitor from the States

  2024年、2月某日 2月末、ペンシルベニア州から日本の大工志望の青年が京都に来られましたので、2日間ご一緒しました。 一日目は千本稲荷で有名な伏見の稲荷大社と宇治の平等院を訪れました。 雨模様の日々とは打って変わってその日は晴天。1000本の稲荷をくぐって山頂まで往復しました!!当日の歩数2万歩! 紅白の梅の前で『はい、チーズ』。 2日目は樟葉の友人宅で茶道を体験。2月に相応しく釣釜と山里棚のしつらえでした。 お軸は『萬物生光輝』(ばんぶつこうきをしょうず)春になり、すべてのものが光り輝いている。 青年は、社寺を巡ったり茶道を体験する中で、日本の文化の奥深さに感嘆していました。 At the end of February, a young man aspiring to be a Japanese style-carpenter from Pennsylvania visited Kyoto, so I spent […]

後炭所望と茶通箱 Gozumi shomo and Satsubako

  2024年1月某日 巴半田(ともえはんだ)という通常の灰器より大ぶりの灰器に乾いた灰を入れ、長火箸で灰をならし、底取(そことり)の底を回しながら灰に当てて円を描いて巴のマークを書きます。初めての底取の扱いは難しく、バランスの良い巴の形を書くのに何度もやり直しました。その巴を書いた巴半田の上に長火箸と底取をばってんにしておきます。亭主はこの巴半田の中に炉中の残りの炭を上げて、灰を整えてから下火となる炭を巴半田から取り出し炉中におき、巴半田、底取、長火箸をもって水屋に下がり、今度は灰器を持ち出して灰をまき中履きをした後、灰器を勝手付に繰り上げて、茶道口に下がって炭をついでいただきたいと連客に所望します。連客の一人が出て、炭を後炭の順番でついだあと、自席にもどります。後は亭主が従来の後炭の手順でお釜をかけてこの点前を終わります。 後炭所望の点前の後は茶通箱のお稽古をしました。箱の扱い方はいつも混乱してしまいます。