6月のお菓子 「宗旦」風むくげ Nerikiri of June ” sotan”
今月のお菓子は、『宗旦』です。 裏千家三代の宗旦宗匠は白い一重の花に底紅の木槿(むくげ)を好まれたとのことで、今もこの花は「宗旦むくげ」と呼ばれています。本当は、白い花びらなのですが、中餡が白で白が重なってしまうので、少しアレンジして薄紅色の花びらにしたので、こちらは「宗旦風むくげ」です。400年近くも前に、宗旦はこのむくげを床間にかざってお茶を点てていたのかと想像すると、ちょっと遠い歴史の存在だった人が少し近くなったような気がします。 This month’s confection is “Sōtan.”It is said that Sōtan, the third-generation head of the Urasenke tea school, was fond of the white single-petaled hibiscus flower (mukuge) […]