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Japan House を見学に行きました (1)

University of Illinois at urbana-champaign のJAPAN HOUSE を見学に行きました。残念ながら時間が間に合わずお点前は見ることができませんでしたが、日本から来ていたという素晴らしい掛け軸を拝見することができました。禅宗の初祖達磨大師が弟子に伝えた禅語で、書は大徳寺大慈院住職戸田実山(この書では紫野実山)と書かれています。 一華開五葉 いっかごようをひらき 結果自然成 けっかじねんになる ikkagoyouwohiraki kekkajinenninaru” one  flower opens five petals( leaves).  Eventually it will naturally produce seeds. [一輪の花が五弁の花びらを開くように、迷いや煩悩から解かれ清浄無垢な心に立ちかえれば、五つの智慧により、やがて自然に仏果菩提の実を結ぶ]という意味だそうです。   We visited the Japan […]

Japan Houseを見学に行きました(2)

先週末に訪れたJapan Houseの見学の続きです。1964年からイリノイ大学の名誉教授佐藤晶三先生が教鞭をとり、日本の文化や芸術の紹介が始まりました。1875年に日本館が開設され、その後98年には現在の日本館が完成しました。中にはお茶室も三室有り、芸術学部の授業に使われる他、地域の人たちを対象に生け花や茶道の教室も開かれています。周囲を美しい日本庭園に囲まれ、ここにいるとアメリカの中心にいるということを忘れてしまいそうです。今はちょうど紅葉の美しい時期でしたが、桜の木も庭園周囲に植えられており、桜の咲く春もまた違う風情が楽しめるのではないかと思います。 Japan Houseのリンクはこちらです。

濃茶炉点前

先週の薄茶炉点前に続いて濃茶炉点前のお稽古をしました。茶入れ、茶杓、仕覆の拝見をしました。  

WashU 剣道クラブ主催 お茶の点前披露

10月28日、ワシントン大学サイモンホールにて、剣道グループの依頼により恒例のお茶のデモンストレーションを催しました。 宣伝が行き届いていた為でしょうか、例年よりも多い46名もの学生さんが来てくださいました。デモンストレーションの後には、お菓子とお茶を参加者全員に味わって頂きました。質疑応答の際も次から次へと質問が出て、日本の”茶の湯”に対する関心の深さを実感しました。 On October 28th, requested by Kendo (Japanese Fencing) club at Washington University, we conducted the Japanese Tea Ceremony Demonstration at Washington University Simon Hall, which became an annual […]

京都でのお稽古ー山里棚 Tea lesson in Kyoto, Japan ‐ Yamasato-Dana

宗純先生の京都だより Soujun sensei’s journal from Kyoto 京都でのお稽古、今日は山里棚濃茶点前をしました。山里棚は炉点前のみに使うのだそうです。 お点前中の茶入れ、茶筅は通常の炉点前のように流しては置かないで、風炉点前のように水指の前に置きます。 拝見物を出した後、柄杓は棗の左隣にまっすぐ飾り、陶器の蓋置は下の棚、水指の斜め左前の板ぎりぎりに飾ります。 水次で水を水指に足す時は、蓋は右、左、右と三手で水指の前に立て掛けます。以上が留意しなくてはいけない点かな。。。      

口切の茶事-Kuchikiri no Chaji

宗純先生の京都だより Sojun sensei ‘s journal from Kyoto 11月最期のおけいこは口切の茶事の中の口切の所作のお稽古でした。 立冬(11月7日前後)のころ、前の年の11月から使っていた茶葉が壺の中からなくなるので、炉を開いて今年の初夏に摘まれ、壺に詰められた新茶に手を付けることになります。新茶は初夏から11月頃まで約半年間壺の中で寝かされ、風味が最上になるのだそうです。そこで、壺の封を切って、新しい茶を出し石臼で挽いて抹茶にしたものを賞味する茶事を催すのです。これを口切の茶事と言います。 開封前の壺が床の間に飾られているので、初座の席入りをして床の間の壺を拝見します。亭主は客とあいさつを交わした後に、お茶入れ日記を正客へ拝見に出します。亭主は茶壷を踏み込み畳に運び客の方へ向いて封印されている茶壷の口を小刀で切り、蓋を開けて中の和紙に詰められた濃茶用の茶葉とその周りに詰められた薄茶の葉をそれぞれの小さい黒の茶壷にいれ、再び細長い和紙(封紙)で口を封じて自分の印を押す。封印された茶壷を網の中に入れ、茶壷の拝見に出します。 かつては、半年間熟成された茶葉を茶壷から取り出しそれを丁寧に挽いてお抹茶にして、亭主はもてなしました。今は亭主がわざわざ石臼で挽いてお抹茶を作ることは珍しくなっていると思いますが、その貴重な所作を経験することができました。ノリで封紙を壺の蓋に貼ったり、興味深いものでした。 The last lesson in November we practiced was the procedure from Kuchikiri tea ceremony. On around Ritto (considered as […]

新年の初釜の為のお稽古 Lesson of procedures for Hatsugama 2018

宗純先生の京都だより その3                          Sojune’s  journal from Kyoto 2017年最後の月12月は2018年初釜の予習で、長板総飾りのお稽古をしました。 初炭手前-濃茶重ね茶碗点前-後炭手前-薄茶点前をそれぞれの担当者がお稽古しました。 12月に良くかけるお軸は『放下着(草冠あり)』。年の終わりにすべてのしがらみを解き放つという意味の禅語だそうです。 お花はこの時期、色々な種類の椿が咲きます。 お菓子は干し柿や雪だるまを模したものなど。。。 皆様、素敵なクリスマス、そして新年をお迎えください。      

2018年 初釜  Hatsugama 2018

宗純の京都だより その4 Sojune’s journal from Kyoto(4) 1月7日(日)11時より伏見の林宗美先生宅で初釜の茶事が催されました。参加は林社中の9名と3名のお客様(OB)の総勢11名。 お客様全員で順番にお床(掛物、お花、正月飾り)を拝見し、その後、長板とその上に置かれたお道具を拝見、お釜に向きを変えてお釜を拝見し席入りします。お軸は『松柏千年青』(しょうはくせんねんのあお)漢詩の冒頭部分。移ろいやすい世の中で振り回されず、変わらずそこに生き続ける存在という意味です。お花は紅白の椿に結び柳、床の間正面には初釜定番のお飾り、裏白の上に組紐でできた海老と海の幸・山の幸。長板の上には『黄交ち(足偏に止)焼』(きこうちやき)の水指・杓立て・建水・蓋置。お釜は竹の地紋のある天明釜、炉縁は松喰い鳥(鶴)の蒔絵が施された塗縁。炉には種炭がおこって(燃えて)います。 席入り後、宗純による初炭手前の後は懐石です。林先生手作りの白みそ仕立てのお雑煮、黒豆、数の子と仕出しのお膳にお酒が振る舞われました。その後、初釜恒例の花びら餅をいただいて中立ち(席を一端離れる)。 お客様が再び席入り(後入り)された後は長板総飾り重ね茶碗(嶋台茶碗)濃茶点前。一服目は3人分、二服目は4人分、裏出しで4人分が点てられました。 濃茶点前の後は、後炭手前で炭をつぎ足します。後炭手前は初炭で置いた炭が燃えて流れたものを、後炭手前で炭を足した後に良く燃えるように臨機応変に炭を組まなくてはいけません。普段、なかなかお稽古できない後炭手前もできましたので貴重な経験となりました。 最後に和三盆と飴の干菓子が出されました。何人かで順番に点て、お客様のそれぞれの好みの茶碗で薄茶をいただき退席となりました。 ほとんど一日がかりの茶事ですが、美味しいお料理とお菓子とお抹茶をいただき、特別な気分を味わうことができて程よい疲れが却って気持ち良く感じられました。また一年、奥の深い茶の道に精進していこうと心を新たにした一日でした。            

セントルイス美術館 ”Art in Bloom” in St.Louis Art Museum

宗純先生が、4月まで京都滞在だったため、今年はお弟子さんたちだけでセントルイス美術館でのイベントArt in bloom でお点前の披露をし、見に来ていただいた人たち全員にお菓子とお茶を振るまいました。みなさんのお茶や日本文化への関心がとても高く、最後のQ&Aも質問が途切れることがありませんでした。