Blog Grid
Inspired by the magazine layout, Grid makes neat and clean appearance. It is always a good layout to start with.
風炉 初炭点前 Furo Shozumi demae
5月からは炉を片付けて、風炉の季節です。 第一週は基本中の基本、風炉薄茶点前で一つ一つの所作を点検しました。 第2週は、一組のみ持ち合わせている風炉用炭一式で、風炉初炭手前をしました。 そのあと箱点前の基本、卯の花点前でお菓子とお茶をいただきました。 At the beginning of May we closed the ro hearth and started furo procedure. After reviewing the basics of furo procedure in the first week, we […]
6 days ago
5月の茶会 長野庵にて Chakai at Naganoan
若緑が美しい、植物園日本庭園内の長野庵で、月例の茶会を開催しました。 お客さまはどなたも、木々の中にひっそりと佇む茶室で点てられた一服のお茶をいただく異空間に感動され、満足されていました。 お菓子はこの季節定番の『あやめ』の練り切りです。前日に、お客様用と5月のお稽古用に40個余りを今やプロ並みの腕前になった生徒さんと二人で作りました。 On the first weekend of May, we held our monthly chakai, tea gathering, at Nagano-an in Missouri Botanical Garden. The teahouse was in its best season […]
6 days ago
長板 炉 薄茶と濃茶 Nagaita Rodemae
4月最後の週は長板に水指、杓立、建水、蓋置を置き、杓立には差し通しの柄杓と荘り火箸を入れて準備します。 この点前では皆具(水指、杓立、建水、蓋置が同じ材質、模様の一式)使用するのですが、まだ持ち合わせていませんので、あるもので代用してのお稽古です。 3年以上も前から、セントルイス在住の陶芸家に皆具の制作を依頼しているのですが。。。完成が待ち遠しいです。 In the last week of April, we practiced nagaita with both thin tea and thick tea. In preparation, we put mizusashi, shakutate, kensui, and futaoki on […]
6 days ago
包帛紗 Tsutsumifukusa
月刊茶道誌淡交の新年号に『点前の解説』包帛紗・炉が掲載されているのを見て、この稽古がまだできていなかったのに気づき、4月中旬に包帛紗・炉点前をお稽古しました。棗を濃茶器として用いるときに帛紗で包みます。 厚手の帛紗ですと黒棗を包むのが一苦労。でも皆器用に自分の帛紗で上手に黒の中棗を包んで、初めての点前に興味深々でした。 帛紗から棗を取り出したときに左手で正しく帛紗を持てていないとうまく四方捌きが始められません。 After reading an article about tsutsumi fukusa in the monthly magazine Tankokai, New Year’s edition, I realized we hadn’t practiced this procedure. Hence I decided to introduce […]
6 days ago
ガラスの茶道具 Glass Art Furidashi and Kinzutsu
同じ社中のお茶仲間でもあるミズーリ在住のガラス工芸作家、前畑佳永子さんが私たちからの要望に応えて茶箱用の振り出しと茶巾筒、水指を作ってくださいました。イタリアのムリーにガラスの手法や、レースガラスの手法を使っている前畑さんの作品は、色彩豊かで美しく、それでいて日本の茶道具ともしっくりと溶け込みます。水指には、日本から取り寄せた黒真塗りの木蓋がついています。 前畑さんは、ワイナリーで有名なオーガスタの自然の中で、ご主人のサムさんと一緒に素晴らしいガラスアートを作っていらっしゃいます。工房を訪ねてみたい方、または作品を購入したい方は、以下のサイトからご連絡ください。 http://kaekomaehata.com/Home.html Kaeko Maehata, our friend who joined our tea ceremony practice in Junshin-An last year, created beautiful glass sets—furidashi and kinzutsu—for the box tea procedures. She and […]
4 weeks ago
寿棚 濃茶と薄茶点前 Kotobuki Shelf
収納庫を整理していましたら、2~3年前に日本から持ってきた寿棚があることに気づき、早速、このお棚を使ってみました。 14代淡々斎が考案されたこのお棚は地板が四方、天板は八角形の松材の溜塗です。柱は雲形透かしの鰭板が上下についた、四方透かしの二本柱。点前は丸卓と同じなのですが、柄杓は合を上向きに置きます。デザイン、溜塗が美しい。 While I was cleaning the closet, I came across the Kotobuki shelf I brought from Japan a few years ago. Originally designed by the 14th Iemoto […]
1 month ago
ワシントン大学 お茶のデモンストレーション The Demonstration at Washington University
WashUの剣道クラブ、Japan Pier Clubより依頼を受け、お茶の歴史や精神、また”道”についてのレクチャー及び薄茶風炉点前のデモンストレーションを披露しました。 40名近くの学生さんの参加でそのうちの20名にお菓子とお茶をお点てしました。 デモの後にもたくさんの質問があり、ここセントルイスの大学生たちの日本文化への関心の深さを改めて感じました。 Around forty students joined our tea demonstration requested by Kendo Club and Japan Pier Club at Washington University. Followed by a lecture about […]
1 month ago
4月のお稽古 続き薄茶 Tsuzuki usucha
4月にセントルイスでお稽古を再開して一ヶ月が経ちました。あっという間に5月になってしまいましたが、遡ってのお稽古の様子です。 日本滞在中に何度かの茶事のお誘いを受け、その際に続き薄のお点前に接することが多々ありましたので、風炉に切り替わる前に炉点前でもお稽古をしておきたい点前だと思いました。 続き薄は通常の茶事の流れの中で後炭手前を省略し、濃茶からすぐに薄茶をお点てする点前です。続き薄を客側から所望する際の問答がとても興味深いものです。アメリカ人の生徒さんも舌を噛みながら一生懸命覚えていました。 April 2023 Finally, we have restarted the lessons this spring. After attending several chaji (formal tea gatherings) while I was in Japan, I observed the […]
1 month ago